区別できないんですけど…

保育園ではゲタ箱やカバンをかけるフックに一人ずつマークを付けている。ひらがなも読めない子供でも、マークを覚えることはできるので、自分の場所が分かるという寸法だ。それはそれで工夫があって良いことだ。

我が家のチビのマークは『青いイルカ』
自動車と並んでお魚大好きのチビは大喜びして「カナ!カナ!」と叫んでいる。ところが保育園の先生はそれをいちいち、「魚じゃなくてイルカだよ」と訂正してくださるのだ。その言葉を聞いてチビは「カナだよ、カナ!」とさも「教えてあげるんだ」的な態度で声を大きくする。するとまたしても「イルカだよ」と。

2歳児にイルカは哺乳類だから魚じゃないんだということを理解させようとしているのだろうか?
チビが先生の顔を不審そうに見ているのに気付かないのだろうか?
若いから仕方ないと言えば仕方ないんだけど、どうも本末転倒しているようだ。それぞれ違うマークを付けた目的は十分果たしていて、自分のマークがイルカだということは分かっているのだから呼び方なんかどうでも良い事だと思うんだが、それを許してくれない。

形式にとらわれてしまって本質を見失ってしまう瞬間だね。気をつけよう。