資格がいるのかな?

我が家は築35年位の古い一戸建てである。当然色々古くなっている上、設備も昔仕様である。特に電源は非常に不便している。なんせコンセントが各部屋一か所、2口づつしかないのだ。そんな状態の部屋にデスクトップPC3台ノートPC2台、LAN接続型ハードディスク、レーザーFAXプリンタ複合機、インクジェットプリンタ、スキャナー、MC、ルーター、スイッチハブ×2台、TELが接続されているのだ。それぞれのPCにはUSBハブ経由で外付けデバイスがくっついてたりもする。当然のことながら超タコ足配線である。
去年の11月に諸般の事情UPSを購入したのでPCの電源については多少不安材料は減っているが、それでもねえ。電源周りはマメに埃を取っています。

そんな状態の我が家の、階段の電気がつかなくなった。調査の結果一階側のスイッチが壊れてしまったらしい。ホームセンターに行ってスイッチを購入し何とか直したのだが、この手の工事って電気工事士の資格が必要なんじゃなかったかな?とふと思ったのであった。
実は2年位前にも、トイレの電気のスイッチが壊れて直したので勝手はわかっていたのだけれど、トイレの電気スイッチと階段の電気スイッチはかなり構造が違っていた。
トイレの電気はONとOFFだけだが、階段の電気は一階で点けたら二階で消せなくてはならないし、反対もできなくてはならない。スイッチ自体の回路が複雑にできているのだ。そして、ホームセンターに売っているのは最近の洒落た住宅向けの製品ばかりで、我が家のような古い家に着くようなものは限りなく少ないのだった。
外したスイッチを陳列されている商品と片端から比べて、説明書きに書いてある回路図を見て、文系頭には非常にくたびれる作業であった。今考えたら、店員さんに聞けば良かったのだが、その時はもうヒートアップしているからそんなことは思いつきもしなかったのである。

無事電気が点いたり消えたりした時はとても嬉しかった。ネエちゃんとアンちゃんが感動したように「おお!凄い。直った」と言っていたのは、嬉しいやらバカにされているのやら複雑な気分だったが。