公園で

天気が良かったのと、早起きして飽き飽きしていていたのとで少し早めに公園に行った。
いつものように公園の柵の内側に沿ってグルグルと参集ほど走り回る。子供ってのは何故だか知らないけれど狭い所を通りたがるんだな〜。
自分でも覚えがある。小学校低学年の頃には家と家の間の隙間とか、ブロック米の上とか、とにかく道路じゃない所を通って学校から帰って来たものだった。ん?ワシだけ??

砂場で5歳の男の子、アレックス君が遊んでいるのを見て真似をして遊びだした。チビのお砂場道具を使って一緒に嬉しそうに遊んでいた。5歳になるとごっこ遊びが本格的で、料理を作る真似とか、食べる真似とかを結構リアルの再現する。それを見てチビがまねをするのが面白かった。
次にボールでサッカーごっこを始めたのだが、いくら走るのが速くなったとは言え3歳になっていないチビとアレックス君では勝負にならず、いくら追いかけてもボールを取れない。
そのうちに得意の「かえせ〜」が出た。それでもボールに触れないとなると「ちち、ボール取って」
知らん顔をして見ていたら、泣きべそをかきながら追いかけている。見かねたアレックス君のお父さんが、「小さい子なんだから渡してあげなくちゃだめだよ」と助け船を出してくれた。
ボールを貰ってワシの所にきたチビは真っ赤な顔をしてアレックス君に一言
「おにいちゃんは、おうちかえって」
おいおい(-_-;) 遊んで貰っておいてそれはないだろう。
親父二人で顔を見合せて大笑いしてしまった。

いったいどこで覚えて来るんだろう。普通はボールを取り返した段階で「おうちかえろう」って言うんじゃないのか?気が強いというか唯我独尊と言うか…